栄養
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栄養(えいよう、Nutrition)とは、生物が自らの体を構成して生活活動を営み、健康を維持・増進して生命を維持してゆくため、必要な物質を外界から身体に取り入れ、これを利用する現象をいう。そして、このとき外界から取り入れる物質を栄養素という。一般に、栄養と栄養素は混同されているが、栄養素は物質であり、栄養は現象である。食品中に含まれるのは栄養素であって栄養ではない。元来は栄養素に富んだ状態を「滋養がある」と称したが、戦後の漢字制限によってこの語を学校教育で学ぶ機会がなくなり、代わって「栄養がある」との表現が一般化したことも、この誤用を促進した。
人間の栄養について、栄養素は食品に含まれているので、食品を摂取して栄養素を摂取するのが原則となる。食品や食事の面から栄養を研究する学問が栄養学である。
なお、もとの表記は「営養」であるが、栄養学の創始者である佐伯矩により「栄養」に改訂するように提言された。
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